【鬱注意】スズメを拾ったことがあるんだが

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カラパイアさんでこちらのハートフルな記事(犬の恩送り:小さなハチドリを救った犬は、元荒くれ者の野良犬だった。)を読んでいたところ…

ふっと記憶が蘇った。昔スズメを拾ったことがある。

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まだ飛べもしない、ヒナだった

十年近く前のこと、私は自転車通学をしていました。

いつもなら、坂の多い近道を走っていたのですが、その日はたまたま、遠回りだけど平坦な道を走っていました。本当にたまたま、ただの気まぐれでその道を走り、家路を急いでいたのです。

すると、車道に何か動くものが見えました。

何かと思い、自転車を漕ぐ足を止めてじっと見てみると、スズメのヒナでした。

ちょんちょん、ちょんちょん、あっちへフラフラこっちへフラフラ。とても危なっかしい。このまま車道の真ん中に飛び出して、轢かれてしまうんじゃないか。そう思い、私はハンカチを手のひらに敷き、その上にスズメを乗せ、自転車を押して家へ帰りました。

野鳥を飼うのは法律的にNG

ネットで調べてみたところ、保護目的以外に野鳥を飼うのは、法律で禁じられているようでした(そんな気はしてた)

見たところ、スズメに目立った傷はなく、元気そう。

ただ巣から落ちただけのようす。

ネットサーフィンを続けるうちに「野鳥のヒナを拾った際の対処法」という今回の状況にどんぴしゃりなページを発見。

落ちたヒナは親鳥が巣へ戻すので、勝手に連れ去ってはいけません。
持って帰ってきてしまったのなら、ただちに元の場所に帰してあげましょう。

ナ、ナンダッテー!!!

慌てて元の場所に帰しにいきました。

車道に出ては危ないので、その辺の一軒家の茂みの方へとおろし、これで一安心。

と思っていたのもつかの間、どこからともなく20代くらいの太った女性が現れ、スズメを手に乗せ遊びはじめたではないか!写メまで撮ってるし、キスまでしそうな勢い!

「あの、そのスズメ巣から落ちてきたみたいで、親鳥が迎えに来ると思うんで、そっとしておいてあげてください」と声をかけてみるものの、こっちの言うことには全く耳を貸してくれません。

埒が明かないので、女は放置して、家に帰ることにしました。

次の日も私はその車道を走っていた

次の日の学校帰りも、私は例の平坦な道を走っていました。

スズメが親に迎えに来てもらえていなかったら?
怪我でもしていたら?

それこそ保護の理由になると思ったからです。

スズメのことがとても心配でした。

最初にスズメを見つけた辺りで自転車をとめ、辺りを見回しましたが、スズメの姿もありませんし、鳴き声すらしません。これはきっと、親鳥と一緒に巣に帰れたのでしょう。

ほっとして、ふと車道に目をやると、見慣れないシミのようなものがあります。

30秒ほどみつめていましたが、なかなか理解ができませんでした。

このシミ、足がある。

せんべいのようにペッタンコになっていたそれには、羽もついていました。
よくよく見れば、クチバシのようなものまで…

気がついたら家まで帰ってきていました。

あまりにも悲しくて、途中で考えるのをやめていたと思います。

十年前の夏の思い出です。

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