普通の写真を油絵風に加工するチュートリアルです。
紙のざらつきや絵の具のぺたぺた感を表現するのがミソ。
フィルタをひたすら重ねていくだけでよいので、とても簡単ですよ♪
ではではサクッと参りましょう。
下準備
今回はこちらの幅[ 1500px ]、高さ[ 994px ]、解像度[ 72dpi ]の画像を使用します。
加工用にレイヤーを複製しました(以降「油絵風レイヤー」)
【ポイント】画像の彩度が高すぎる場合は、あらかじめ『色相・彩度』を使って彩度を下げておきましょう。彩度が低めのほうが仕上がりが自然です。
“ガラス”フィルタをかける
フィルタ>フィルタギャラリー>変形>ガラスを選択します。
ゆがみ、滑らかさの数値を[3]、テクスチャは[カンバス]、拡大縮小の数値を[70%]に設定。
まだOKは押さないでくださいね。
塗料フィルタを重ねる
更に塗料フィルタを重ねましょう。
右下の[新しいエフェクトレイヤー]ボタンをクリックし、エフェクトレイヤーを新規作成。
アーティスティック>塗料を選択。
ブラシサイズを[4]、シャープを[1]、ブラシの種類を[シンプル]に設定。
ブラシストローク(斜め)を重ねる
右下の[新しいエフェクトレイヤー]をクリックし、ブラシストローク>ストローク(斜め)を選択。方向のバランス[45]ストロークの長さ[4]シャープ[1]と入力しておきます。
テクスチャライザーを重ねる
再び右下の[新しいエフェクトレイヤー]をクリックしたら、テクスチャ>テクスチャライザーを選択。
拡大・縮小を[60%]、レリーフを[4]、照射方向を[左上へ]に設定。
OKをクリックして適用します。
レイヤーモード:オーバーレイで質感を浮き立たせる
油絵風レイヤーを複製します。
イメージ>色調補正>彩度を下げるを選択。
レイヤーのブレンドモードを[オーバーレイ]に変更し、不透明度を[50%]に下げます。
最後に、絵の具が盛り上がっているような質感を加えます。
フィルタ>表現手法>エンボスを選択。
角度[135°]、高さ[1px]、量[400%]で適用します。
完成です!
ザラザラした油絵風写真の完成です。さすがフォトショップ…いい仕事するぜ…。
人物写真でなく、食べ物や風景の写真に使用するのもオススメでございます。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
→Oil Painting in Photoshop(リンク切れ)