フォトショップのフィルターを使って、人物写真をイラスト風に加工する方法でございます。
作業自体はめちゃくちゃ簡単なんですが、加工したい画像にあわせて数値を変える必要があるので…その辺りがちょっと難儀かもしれません。とは言っても、適当にスライダー動かしてたらなんとなく出来ちゃうんですが(笑)
ではでは参りましょう。
レイヤーを複製する
今回は幅:1300px、高さ:1167px、解像度:72dpiの画像を使用します。
レイヤーを3枚複製します。レイヤー名を下から『カットアウト』『ドライブラシ』『輪郭』に変更しました。『ドライブラシ』と『輪郭』の2レイヤーは非表示にしておきます。
『カットアウト』を適用する
カットアウトレイヤーを選んだ状態で、フィルタ>フィルタギャラリー>アーティスティック>カットアウトを選択します。レベル数[7]、エッジの単純さ[1]、エッジの正確さ[2]で適用します。レベル数は画像や好みに合わせて自由に変えていただいて大丈夫です。[6〜8]の間がオススメ。
細部が潰れてモヤモヤになりました。
『ドライブラシ』を適用する
ドライブラシレイヤーを表示し、選択しておきます。
フィルタ>フィルタギャラリー>アーティスティック>ドライブラシを選択。ブラシサイズ[0]、ブラシの細かさ[10]、テクスチャ[1]で適用します。
ドライブラシレイヤーのブレンドモードを[比較(明)]に変更します。
目や唇の光が強すぎたので不透明度を[70%]に変更しました。ハッキリしてる方が好きなの!という方は変更しなくてもOKです。
お好みで輪郭を作る
輪郭ナシで終わってもいいのですが、背景と溶け込んでる部分がどーしても許せんのじゃ!といった場合もあるかと思います。というわけでササッと輪郭作っちゃいましょう。
輪郭レイヤーを表示させ、なおかつ選択した状態で、フィルタ>フィルタギャラリー>表現手法>エッジの光彩を選びます。エッジの幅[1]エッジの明るさ[12]滑らかさ[5]で適用。
イメージ>色調補正>彩度を下げる、イメージ>色調補正>階調の反転を適用します。
輪郭レイヤーのブレンドモードを[乗算]に変更します。なんか汚くなっちゃいましたね。
そんなときはレイヤーマスク先生に助けてもらいましょう。[ alt ]キーを押したまま『レイヤーマスクを追加』をクリックして黒いレイヤーマスクを作成します。
大きさ[300px]、不透明度[30%]の白のソフトメカニカルブラシで輪郭を表示したい部分をなぞりましょう。左右の腕と髪飾りの辺りをハッキリさせました。
完成です!
リアルタッチイラスト風になったのではないでしょうか。この唇の感じすごい好き(笑)
顔写真をそのまま載せるのはちょっと…といった場合や、自画像描きたいからある程度の目処が欲しいわなんてときに!いかがでしょうか!