フォトショップで写真に雪を追加する方法をご紹介いたします。降らせる方法であって、積もらせる方法ではありませんのでご注意ください。
ではでは、レッツ降雪!
ノイズを雪に変身させる
新規レイヤーを作成し、黒色(#000000)で塗りつぶします。わかりやすいようにレイヤー名を『雪』に変えました。
雪レイヤーにノイズを加えます。フィルタ>ノイズ>ノイズを加えるを選択。[ガウス分布]と[グレースケールノイズ]にチェックを入れ、[量:100%]で適用します。
フィルタ>ぼかし>ぼかし(強)を選択し雪レイヤー全体をぼかしておきます。
白と黒、それぞれの色をハッキリさせましょう。イメージ>色調補正>レベル補正を選択、図のようにスライダーを動かします。1番右の白のスライダーはお山のふもと、そこに向かって左の黒のスライダーを思いっきり寄せるイメージです。適当なところでOKを押して適用します。
雪レイヤーのブレンドモードを[スクリーン]に変更します。
雪の粒が小さすぎるので大きくしましょう。雪レイヤーを選んだ状態で編集>自由変形。画面上部分のバーに表示されているWとHに[300%]と入力して適用します。
【注意】パソコンのスペックに自信がない場合は、ここで『切り抜きツール』を使用し画面外にはみ出た雪レイヤーを消しておきましょう。後でフィルタを使った際にフリーズする恐れがあります。
雪が風で流れている雰囲気を出します。フィルタ>ぼかし>ぼかし(移動)を選択。雪が向かって右に流れていくように、角度[-60°]距離[5px]で適用しました。
レイヤーをコピーして、更に雪を追加する
雪の粒を追加しましょう。雪レイヤーを複製します。
複製した雪レイヤーを選択した状態で、フィルタ>ピクセレート>水晶を選択。セルの大きさの初期値が[10]になっていると思いますので、そのままOKを押して適用します。
雪の流れ方が規則的すぎるので、再びぼかしフィルタをかけます。フィルタ>ぼかし>ぼかし(移動)を選択。角度[-60°]距離[12px]で適用します。
お好みでレイヤーの不透明度を下げましょう。今回は[70%]に下げました。
雪レイヤー2つを結合してからレイヤーマスクを作成し、顔部分にかかっていた雪を薄くしました。
完成です!
雪レイヤーの不透明度を下げれば雪の量を減らすことができますし、雪レイヤーを複製すれば雪の量を増やすことができます。
クーラやチルノ、アナ雪など雪や氷に縁のあるキャラのコスプレ写真にいかがでしょうか。はたまたクリスマスの写真に雪を降らせて、ホワイトクリスマス気分を味わうのもおもしろいかもしれません(笑)
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
→Photoshop Snow Effect – Add Falling Snow To A Winter Photo
写真はこちらからお借りしております。
→Photo by Hamed Saber